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mixi innovation centerは、株式会社ミクシィの社内新規事業を支援(インキュベート) し、社内起業者(イントレプレナー)を育てていく組織です。
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SXSW 2016: Google Fiber SpaceでFiber, Nest, Fiを体験

Google Fiberとは、Googleが始めた、一般家庭向けのブロードバンドインターネットの通信インフラです。ここテキサス州オースティンを始め、アメリカ合衆国の数カ所で実験的に開始されているサービスです。Google Fiberが最初に提供された街のひとつであるオースティンの街には、Google Fiber SpaceというGoogle Fiberのアンテナショップがあります。ここを訪れました。

Googleのインフラには、まだまだ地域限定で提供されているものがあります。
これらを先進的に見て体験できるチャンスです。

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Google Fiber

いわゆるTV付きブロードバンドサービスであるGoogle Fiberは料金コストも低めに抑えられています。いちばんベーシックなプランだと、初期費用300USDのみで、あとは無料でインターネット接続を楽しめます。この場合の帯域幅は上り1Mb/秒, 下りが50Mb/秒。
これが月額70USDのGigabitプランになると、上り下りとも対称の1Gb/秒にアップ。
そして月額120USDのGigabit+TVプランにすれば、さらにテレビを見られて、同録8番組のDVRを含んだTVボックス, そしてリモコン用のNexus 7もついてきます。

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Google Fiber Space

Google Fiberのアンテナショップが、このGoogle Fiber Spaceです。今のところ、カンサスシティと、ここオースティンにあるようです。
広くて落ち着いた内装が素敵!

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Fiber Space – Austin – Google Fiber

Tilt Brush

中に入ると、すぐ広がっているのがTilt Brushのデモスペースです。
これはVRで3D空間にお絵かきできるシステム。HTC Viveを被って手に持ち、空間にお絵かきしていくことができます。

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Tilt Brush by Google

このときはちょうど、カナダのアーティストが空間ドローイングの実演をしているところでした。手でブラシを持ち替え、そしてその手で、空間に軌跡を描いていきます。
動画も撮影したので、どうぞ。

HTC Viveは両手に持つデバイスも備わっていて、手先のモーションをしっかり取れるので、こういうVR体験を創りだすには持って来いのデバイスです。うちもプリオーダーは済ませました!

Google Nest

そのとなりには、Google Fiberを中心とした、リッチなインターネット接続で素敵な生活! の提案がされています。

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キャビネットの上にあるのが、Google Fiberのインターネットボックスです。
加えて、DVRつきのTVボックス。

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ところで、上の写真で、テレビの右側の壁面に、小さく光るものがあるのに、お気づきになったでしょうか? これがNestです。インテリジェントなサーモスタット、および火災報知機として世に現れたスマートホームデバイスです。2014年初頭に、Googleに買収されました。

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この丸いのは、いい感じに気温コントロールしてくるNest Thermostatです。
最初は普通に気温調整のリモコンとして使っていきます。本体で操作してもいいですし、もちろん各種スマホから操作もできます。外出先からだってOKです。そうして次第に、この家の住人はどんな感じに調整していくんだな、ということを学習していき、「よしなに」適温に自動調整することを覚えていきます。また、どうも誰も不在らしいと感じたら、エアコンの稼働を適切に落とします。
まずはMVPというか「エアコンのコントロール」から入ってきたNestですが、徐々にスマートホームに乗り出してくる感じがしませんか?

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見ていると、くるくる表示が変わっていきます。
これは、ほしい… ほしくなる… やばい。

Google Cloud Spin

さらのその奥には、GoogleのCloudパワーのデモのひとつとして、Google Cloud Spinの体験コーナーがあります。これは、映画「マトリックス」で有名になった、いわゆるバレットタイム撮影をしちゃうものですね。そういえば監督のウォシャウスキー兄弟は、ウォシャウスキー姉弟になったと思ったら、先日ウォシャウスキー姉妹にふたりともトランスジェンダーしましたね。

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バレットタイム動画ができあがるまで。ここも簡単に撮影しました。

Get Coding

自分でロボットをスクリプティングしてみよう! というコーナーもあります。
カメラがついたラジコン自動車のようなvBotというガジェットが用意され、JavaScriptでスクリプトを書くことができます。

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画像認識はGoogle Cloud Platformが提供してくれるので、あとはプロパティをとって、机の上にあるリンゴやコーヒーカップなどを見つけて何か面白いことをするようプログラミングします。優勝作品には、このvBotを提供します! という流れ。

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Project Fi

さらに、Google Fiberの無線版といいますか、GoogleによるMVNO無線キャリアのコーナーもありました。むっちゃシンプルで低料金で、アメリカ国内の音声通話とSMSは20USD/月、さらにテザリングも可能。データ通信は1Gbごとに10USDの従量制です。国外でのローミングも低料金で抑えられています。基本的にWiFiと4Gのハイブリッドで、WiFiが使えるならそちらを優先というのがポイントのようです。

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対応機種は、まだNexusシリーズの一部。キャリアもT-MobileとSprintだけのようです。

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Project Fi